百日咳
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百日咳 とは |
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三種混合(DPT)の予防接種を受けていない子がかかります。赤ちゃんにとっては危険な病気です。最初は普通のかぜとかわりませんが、次第に咳が多くなり、顔を真っ赤にして激しく咳込むようになります。1〜2週目ごろがもっとも咳がひどいときで、3〜4週目ごろになると少しずつ軽くなってきます。熱は出ません。生後6ヶ月以下の赤ちゃんでは咳のために息ができなくなってしまうことがあり、入院が必要となることもあります。 |
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◆治療
百日咳に有効な抗菌薬と咳止めが処方されます。
家庭で気をつけること
食べ物 |
咳込んで吐くので、1回量は少なく、回数を多くして、消化のよいものを与えましょう。 |
入浴 |
咳が軽くなって、機嫌や食欲が普通になれば、入ってかまいません。 |
◆こんなときはもう一度診察を
@咳込みがひどく、息が止まりそうになるとき
A咳で何度も吐いて、元気がないとき
B熱が出たとき |
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保育所・学校
百日咳特有の咳が消えるまでは休ませること、と決められています。診断から3週間ぐらいと思ってください。
◆赤ちゃんにうつさないで!
百日咳の子を赤ちゃんに近づけてはいけません。
参考・引用文献:日本外来小児科学研究会
「お母さんに伝えたい子供の病気ホームケアガイド」
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